ウェブアクセシビリティとは
WebサイトやWebサービスが、どんな人やどんな利用環境でもなるべく同じように閲覧・利用できること、また、そのような状態が実現されている度合いをいいます。
コンピュータ機器やソフトウェアの違い、子どもや高齢者、障害者などの別によらず、なるべく多くの人がウェブページにアクセスして情報を取得できるよう配慮することを意味します。
ウェブアクセシビリティを高めるためには、例えば、特定の画面サイズに依存しないレイアウトにしたり、漢字やアルファベット、文字などを拡大表示できるようにしたり、読み上げソフトでも内容がわかるよう画像に注釈を付けたり、といった点に対応しながらウェブサイトを制作する必要があります。
世界のウェブ技術の標準化団体であるW3Cが、WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)というガイドラインを発行しているほか、日本工業規格(JIS)がウェブアクセシビリティの国内標準としてJIS X 8341-3を発行しており、近年では政府や自治体がサイト制作を発注する際にこうした規格への対応を必須とする事例も増えています。
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